2017年9月26日火曜日

AFS(Acropolis File Service)を使ってみよう その6

Acroplis File Service(AFS)が、ファイルサーバーんの機能として十分な機能を持っているということと、必要に応じてむ停止で容量の拡張ができる点や、OneClickUpgradeによる無停止の機能拡張ができるというメリットは、今までの検証でよくわかってきました。

今回は機能ではなく、メンテナンス時のAFSの起動と終了方法について抑えていきたいと思います。

AFSは、無停止でソフトウェアアップグレード(OneClick Upgrade)ができる点や、容量拡張も無停止でできる側面から、AFSを止めてメンテナンスをするということは、まずないといえるでしょう。

ただ、社内の電源設備点検や、移設作業など、なんらかの理由によってNutanixクラスターを停止させる場合、あらかじめAFSのサービスを安全に停止した上で、Nutanixクラスターの停止を行う必要があります。

AFSのシャットダウンは簡単です。

  1. 任意のCVMにSSHでログインします。
  2. 「minerva -a stop」コマンドを入力します
  3. 自動的にAFSのサービスが終了し、AFSのFSVMがシャットダウンされ、パワーオフ状態になります。

以上で終了です。

とても簡単で、かつ、各FSVMをすべてシャットダウンしてくれるのは大変便利です。
シャットダウンはFSVMの数により異なりますが、今回の検証環境では、3台のFSVMで、だいたい3分程度でシャットダウンがで完了しました。

では、起動はというとこちらも簡単で以下の手順で行います。

  1. 任意のCVMにSSHでログインする
  2. 「minerva -a start」 
  3. 自動的にFSVMが起動し、AFSサービスが起動する
こちらもコマンド1つ投げて、あとは待つばかりです。
こちらの起動も3台のFSVM環境で、約1分程度で起動が完了しました。
もちろん、起動完了後は、\\afs01で普通にアクセス可能となります。

▼menrva -a startコマンド実行後、3分程度でファイルサーバーにアクセス可能




シャットダウンコマンドと起動コマンドは、CVMから発行することと、コマンド自体(minerva)も忘れずに覚えておきましょう。


起動コマンド
nutanix@NTNX-HVXXXX-A-CVM:192.168.XX.XX:~$ minerva -a stop

シャットダウンコマンド
nutanix@NTNX-HVXXXX-A-CVM:192.168.XX.XX:~$ minerva -a start


これで、急なメンテナンスや停電によるUPSシャットダウンにも安心して対応が可能です。






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